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リボ払いをやめて金利を節約する

節約するならクレジットカード払い自体を止めてしまうのが一番の近道ですが、生活をしているとそう簡単にはいきませんよね。そんなときに便利なのがクレジットカードのリボ払いです。しかし、クレジットカードのリボ払いは便利な反面、節約の妨げになることをご存じでしょうか?

リボ払いの仕組み

どうしてリボ払いが節約の妨げになるのかについて、まずはリボ払いの仕組みから詳しく見ていくことにしましょう。

リボ払いは買い物の総額を一定額で分割して支払いをするシステムですが、分割払いとは少し違います。リボ払いは支払う金額を決めてその額に応じて分割される回数が決まってきますが、分割払いは回数を決めて回数で商品の金額を割り、その金額を回数分支払います。(分割払いの場合は分割の回数が少ないほど金利も安くなります。)

リボ払いの金利手数料は分割払いの手数料に比べてやや割高になっているカードがほとんどで、買い物をした金額によって金利が変わってきます。

リボ払いの金利手数料(実質年率15.0%、定額コースで月々5,000円ずつの返済を設定した場合)
・  50,000円—–→  53,342円(金利手数料   3,342円)
・100,000円—–→112,899円(金利手数料 12,899円)
・150,000円—–→178,733円(金利手数料 28,733円)

こんなに高いとは…

高いものを買うほど損をする

リボ払いは高い買い物をするほど手数料が多く掛かるので、1ヵ月の支払いは押さえられますが、手数料分を実質の商品の金額よりも高く支払うことになり、かなりの損をすることになります。

それでもリボ払いで1回の買い物分をしっかりと返済してしまえれば分割払いを同じ回数でした場合と変わらない金利(やや割高ではあるようです)になるのでどうしても借りなければいけない場合はやむを得ないですが、返し終えないうちに次の買い物をしてしまうと、リボ払いの場合は返済残高全体に手数料が掛かってしまうのでなかなか金利が下がらずに高い金利手数料を支払うことになります。

リボ払いは使わないほうが良いというのはこの点なんですね。

まとまったお金ができたら返済に回す

クレジットカードの契約をしていたときに知らず知らずの間にリボ払いの設定になっていたなんてこともありますから、リボ払いになってしまっているときは設定を変更してリボ払いを使わないようにするのが、節約への近道です。リボ払いを返済している人はボーナスなどでまとまったお金ができたら、それを貯金に回すよりも、リボ払いの返済に回すようにした方が賢明です。

一括で返せない場合は、リボ払いの1回の設定金額を5,000円から10,000円に上げるなどして早めに返してしまえるようにするのも打開策ではあります。

クレジットカードの有益な使い方

クレジットカードの使い方次第ではお得になることもあります。
キーワードは「ポイント」です。

ポイントの多く付くカードを選ぶ

・何枚も持たずにポイントを貯める
カードを何枚も持っていると、支払いがそれぞれのカードに分散され、買い物のときに付いてくるポイントも分散されてしまいます。余り使わないカードは解約をしてポイントを1つや2つのカードに集約をして貯めるのが賢い使い方です。

また、余談ですがクレジットカードをたくさん持っていると、それぞれのカードの限度額が借金とみなされる場合もあるようです。住宅ローンやカーローンを考えている人はカードを減らすようにした方が審査が通りやすくなります。

・公共料金の支払い
公共料金は必ず毎月支払わなければならないので、この支払をカードで行えばポイントが付き、現金で支払うよりもお得になります。

・コンビニの支払いも
コンビニで買う金額は低いのでカードで支払いなんてと思っているかもしれませんが、ポイントが付き支払いもスムーズなのでカード払いをするとお得で快適です。

・ポイントが高いものを選ぶ
ポイントの還元率はそれぞれのカード会社によって変わってきますので、カードを作る場合には還元率の高いカードを選ぶといいでしょう。

おまけ・私の節約方法

私の場合、リボ払いは使わずに分割で済ませています。尚且つ分割にするなら一括で払うには少し高いけれど、あった方が生活が潤うなという商品のときにしています。高い金額の物ほど一括払いが鉄則です。

分割にするのは少ない金額の物なので分割しても金利があまり高くならずに利用できます。また、一括で買うときは必要性の高いものやどうしても欲しいもののみにしています。あった方がいいな、くらいでは高額商品は買わないというルールも併用して無駄遣いを無くすようにしています。


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