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在宅ワークを選ぶしかなかった過去

私が在宅ワークを選んだ理由は、在宅ワーク以外もう無理だなと思ったからです。

少し詳しく書いてみたいと思います。お付き合いください。

感覚が鋭すぎて職場勤めが辛い

・「適当に人と付き合う」ということが苦手なため、そういう原理で成り立っている職場環境だと付いて行けずに浮きまくってしまう。

・HSPの性格上たくさんの事に気が付いてしまうため仕事のペースが落ちる。マルチタスクだとさまざまなことに気が散って仕事に集中できなくなる。

・周りの空気を読みすぎてしまうため身動きが取れなくなる。

そういう経験をたくさん積み上げてしまうと人間不信になってしまい、何とかしようとすればするほど空回りをした挙句余計に浮くということの連続でした。

周りから浮いてしまうと人って自分の存在を余計にアピールしてしまうため、今思えば残念な結果ばかり生み出してしまっていたんですね。

そういう心境のときは普通にやれば簡単にやれることも段々とできなくなってくるし、一気に自信がなくなってしまうのでますます悪循環を繰り返していたように思います。

それでも踏ん張っていた

それでも暮らしていかないといけないし、支払いだって待ってはくれないので必死になって仕事をしていました。

神経をすり減らすので、土日は遊びにも行かずにずっとベットに横になって寝ているかテレビを眺めているかのどちらかというような生活が3~4年間くらい続きました。

この頃は心が完全に停止していましたね。

今思えばうつ病に近い状態だったのかもしれません。

何もやる気が起きないし、やりたいこともない。

会社には行きたくないなと思いながらもどうにか気力を振り絞り、行かなければいけないと踏ん張って通っていました。

やれることで稼ぐ、ということにシフト

できないことを続けていても、何も生まれないし辛いだけだな。そう思えたのはほんとうに最近のことです。

それまではやれないことでも自分にとって魅力がない仕事でもとにかくお金稼がないと生きてけないもんねと必死になって職探しをしていました。

でも心がぜんぜん付いて行かない。何やってるんだろー私、となるんです。

働いていた職場はどこも仕事をやれば、できることはできるけれど、やっていて虚しさしかなかったような状態です。

(なぜそんな風に感じてしまうのか自分でも分かりませんでしたが、のちにHSPの本などを読んで学ぶうちにやることの意味や意義を重視するHSPならではの感覚なんだということが分かってきました。)

そんな折に友人からパソコンで仕事が出来るということを聞きます。

それがクラウドソーシングの「クラウドワークス」でした。

私の場合はスキルがそれほどなかったので月に4万円ほどの稼ぎでしたが、家にいながら稼げることに魅力を感じました。

ハンドメイドの販売事業

クラウドソーシングサービスを利用したお仕事と並行して始めたのがハンドメイド商品の販売です。

作ることは得意

ものを作るのは子供の頃から得意でした。

他の友人がかなり前のハンドメイドのECサイトが出始めたころに通販を始めていたので存在は知っていたのですが、自分で作ったものを売るなんてその頃の私には自信がなくてできませんでした。

仕事や人生の行き詰まりを感じ始めた頃に、もう一度自分でできることをやれるだけやってみよう!と考えが変わってからはバイトをしながら細々と商品アップを始めたという感じです。

始めてから6年ほどが経ち、一時期はバイトと子育てに追われてハンドメイドをする時間さえありませんでしたが、今ではハンドメイド商品の販売が天職のように思っています。

早くそのことに気が付いていたらこんなに遠回りはしなかったのかもしれないと思いますが、今まで通ってきた道があるからこそ自分らしいものづくりや販売の仕方が出来ているのかなと今は前向きです。

好きを仕事に!は危険だから…

ただ、好きだから!ということを単純に仕事にするのはとても危険だなと思っています。

仕事は趣味ではないので、「好きだな~」くらいの事では成立しないことがたくさんあります。

私自身、始めの頃は「誰かに見てもらいたいな~」「気に入ってもらえるかな~」という趣味の域を超えていないといいますか、仕事としては成り立っていない状態でした。

仕事だから見てもらいたいとか褒められることなんかは二の次で、いいものをどうやって欲しい人に届けられるかを考えていかなければいけません。

そして売らなければ生活が成り立たないので、売るための方法を真剣に考えられなければおすすめはできません。

いくら好きなことだって大変な時はあるし、徹夜になる日だってざらにあります。楽をして稼ぐ…という感じでは全くないです。

ハンドメイド商品の販売でまず1万円の売り上げの壁を超えるのは非常に厳しいです。次に5万円の壁が待っています。

それでもやり続けられることが大事なのかなと思いますね。好きなことは苦痛とは思わずに続けられるから大変でも乗り越えられるんです。

好き!ということよりも、やり続けて辛くないことを仕事にしていくといいかもしれません。

私が選んだのは自分に合った働き方

職場の同僚

組織に属してバリバリ働ける人だったら、会社に就職して働いた方が安定もあるし同僚もいるしその方がいい環境だったりします。

在宅ワークは常に一人の闘いで、自分との闘いになったりもします。切磋琢磨する相手もいないのでモチベーションを保ちづらくだからこそ途中でギブアップしてしまう人もたくさんいると思います。

ただ、私にとってはおそらくHSPさんにとっては、でしょうか。一人で誰の目も気配も感じずに働けるというのは本当にありがたいことです。

とはいえ直ぐには稼げない可能性も

何のスキルもない人ならまとまった額の貯金をしてから挑むか、パートナーがいれば協力してもらってコツコツと実績を積み上げていくといいです。

今まで会社で得たスキルを活かしての独立であればすぐに稼げるようになり問題ないのでしょう。

しかし私のようにそこまでスキルといったスキルもなく在宅ワークを始めよう!という人であれば、ギリギリ生活していけるだけのお金はどこかで確保しておかないと正直厳しいです。

まとめ

人生の転機ってひとそれぞれだと思いますが、私はうつ病のような状態が長く続いたことや会社にどうしても馴染めないなという経験から在宅ワークを考え始めました。

こんなマイナスからのスタートでも今は前向きに頑張れていますし、少しずつ手にする額が増えていっています。

一概にいいからやってみなよ!とは大腕を振っては言えませんが、苦しい思いをしているなら思い切って在宅ワークに舵を切ってみるのもいいのではないかなと経験者としては伝えたいです。

さいごまで読んでいただきありがとうございました。

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