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オフィスで働く女性

誰かの上に立ちたい心理

マウンティングとは誰かと比べて常に自分が上にいないと落ち着かない感情を鎮めるために人が取る行動です。

あなたの持っているものより私の方が優れたものを持っている、とか

あなたよりも私の方が才能がある、といったことを常に証明していないと気が済まない心理をいいます。

マウンティングとはもともと…

本来使われていたマウンティングとは動物が自分の優位性を示すために相手に馬乗りになっていた様子からきています。

それを人に当てはめると自分の優位性を示すために相手を貶めたり、自分を上に見せるための発言や自慢をするといった行為のことになります。

これは自分優位で事を進めたいから、自分のことをもっと周りに知らしめたいから、という自己顕示欲によるものが多いのです。

自信とマウンティングは違う

マウンティングをするのは自分がどれだけ相手よりも優れているかを示す行為ですが、これは自信の表れによるものではありません。

ここを誤解しがちですが、自信があるから人よりも優れているアピールをする訳ではなく、逆に自信がないからこそ常に自分が相手より有利な立場にいることをアピールしていないと不安になるのでマウントを取るのです。

自信がある人はどうするのか?

もともと自分に自信があって、人よりも頑張っているしこの分野では誰にも負けないという確固たる自信がある人は無理に有利な立場をアピールする必要性がなく、堂々としているものです。

自信がある人ほど余裕があり、自分の自慢をしたり私の方が優れているというアピールをしなくても自身の心は満たされているため、わざわざ人を下に見る必要性がないのです。

マウントし続けても待っているのは孤独だけ

マウントされるといい気はしませんよね。

せっかく聞いてもらいたいという思いだけで話をしているのに、そのたびに私の方が立場が上だ、私の方が強いんだ、私の方が優れているんだとアピールされては辟易してしまいます。

気付かないうちにあなたもやっていませんか?

マウントの取り合いをするくらいなら、もっと自分にとって身になる勉強をしたり、自信のない部分を努力して自信に変えていきましょう。

マウンティングの頂に立ったとしても一時的な快感だけで、待っているのは誰もあなたを相手にしたくないという孤独だけです。

さいごに

私もマウントの取り合いをしている職場にちょくちょく出くわしたことがあるので、その不毛な争いに辟易としていたものです(遠い目)。

特に私はHSPの特性を持っているので、そういうやり取りは直ぐに分かってしまって、その空気感の中にいるだけでどっと疲れが出たりしていました。

マウントの取り合いなんてやめておけばいいのにと思うのですが、我々の祖先のDNAがそうはさせてはくれないのでしょうか。人間の悲しき性ですね。でもこれをやると確実に嫌われるので気を付けましょう。

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