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紙すきって子供の頃憧れませんでしたか?
テレビなんかでコウゾやミツマタが材料でこれらを煮詰めて溶かして専用の紙すきの機械に流し込んで木の枠を水にさらしながら紙を均一に均していく作業は子供の頃自分もやってみたいとワクワクしながら見ていたことを思いだします。
そんな私が、大人になって子供の遊び道具として見つけたのが「紙すきセット」です。
今回はまずシンプルに紙をすいてみましょう。
紙すきセット 手作りハガキ【あす楽】郵便スタンプ付き
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このキットのいいところは特別な材料を用意しなくてもいいことです。
本格的に立派な紙をすきたいと思うのであればセットに入っているパルプを溶かして作れますが、できる枚数も限られています。
子供と気軽に楽しむための紙すきであればパルプの替わりにトイレットペーパーを使うだけで実は簡単に紙が作れてしまいます!
驚きですよね!これをはじめて作っているのを目の当たりにしたときは簡単だ!これなら私でもできる!でした(笑)
早速キットを購入してその日のうちに子供と紙すきを楽しみました。
・紙すきセット(ハガキサイズ)
・トイレットペーパー3mほど
・色付き和紙
・ペットボトル
・水
・タオル
ペットボトルに適量な水を用意したらその中にトイレットペーパーをちぎって入れていきます。
そしてフタをしたら勢いよく上下左右に振ってよくトイレットペーパーを水に溶かしていきます。
お好みでこのとき色付きの和紙を少量混ぜてあげると紙に色付けすることができます。
今回は千代紙のような厚い紙だったので溶けて色付くという感じには至りませんでしたが、柔らかい和紙を使うと溶けて紙に色が付いたようになります。
次に紙すき機にまずは粗目の網をセットしてその上にさらに細かい編み目の網をセットします。
そしてそこに先程作った溶かしたトイレットペーパー水を流し込んで均一になるように指で均して広げます。
それが終わったら水面から出し、縦向きにすると本体の上に置けるので置いて紙の上側にも細かい編み目、粗い編み目の順に網をのせてからグッと力を入れて網を押します。
水がしみ出すように全体的にグッとしっかり押しましょう。そのまましばらく水を切ります。
あとは本体から紙を取り出してタオルの上に置き、水気を吸い取ってから網をそっと取り除いて日陰干しすれば完成です。
ハガキサイズなのでお手紙を書いて送ることができます。我が家ではおじいちゃんおばあちゃんにお手紙を書いて送りましたよ。次回は紙の中にいろいろなものを入れて飾って楽しめる紙を作ってみたいと思います。そちらもお楽しみ!