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秋になると樹木の紅葉が美しい季節になりますが、これらの樹木はじきに落葉していきます。庭木を選択するときには常緑樹を多く選んで植えておけば冬になっても庭が寂しくなりません。そんな中でも、花の美しい花木を植えるとこれからの季節、庭が華やかになります。香りの強い花木も多くあり、景色だけでなく自然の香りを楽しむこともできます。
花を咲かせる樹木は低木から高木までサイズは色々あり、庭のシンボルとなる樹木から生い茂り垣根のような役目を果たすもの、シンボルツリーの脇で引き立て役になるものなどタイプもさまざまあります。
ほんの一握りですが、秋から楽しめる花の咲く樹木をご紹介します。
青から白に花の色が移り変わる美しい花木です。横に広がって成長する低木なので株が小さいころはグランドカバーとしても楽しめます。
オレンジや赤の花を咲かせるサンタンカは庭木としても人気の高い花木です。サンタンカの仲間であるペンタスは同じような花姿ですがこちらは一年草になります。
秋になると庭先で強い香りを放つのがキンモクセイです。オレンジ色の小さな花を多く咲かせます。三大香木の1つでもあり、香りが特徴的な花木です。
四季咲きのバラであれば秋にも楽しめます。秋に楽しむには夏に伸びた枝を剪定して風通しを良くして次の花を待ちます。深く切り詰め過ぎないように注意したいです。葉が少なくなりすぎると花が咲かなくなります。
エリカは花の少なくなってくる晩秋から翌年の春にかけて花を咲かせます。縦に伸びる花姿が美しい低木の花木です。
白やピンク、赤などのさまざまな色の花があるサザンカですが、昔から庭木として愛されてきた花木です。秋の早いうちから冬にかけて次々と花を咲かせてくれます。
実を付ける樹木も花木一つとして数えますので、セイヨウヒイラギのような観賞用の実を付ける花木も庭木として人気があります。斑入りの葉が鮮やかです。
南天は冬には赤い実を付ける縁起の良い樹木ですが、その花は白く可憐です。植えた場所によっては紅葉も楽しむことができます。
秋は夏の暑さが弱まり過ごしやすくなりますよね。庭にこれらの花木を植えて愛でてみるのも豊かな時間の過ごし方ですね。ぜひ美しい花を咲かせる樹木を育ててみください。