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プリムラの魅力

プリムラは寒い時期でも可憐な花を咲かせ、見るものを華やいだ気持ちにさせくれる美しく寒さに強い植物です。ではプリムラについて少し詳しく見ていくことにしましょう。

プリムラとは?

プリムラとはサクラソウ属の植物で主にジュリアンとポリアンサという品種が多く出回っています。プリムラは緑の葉と対照的に花びらの色が鮮やかで、花壇を華やかに彩ってくれるんですね。こぶりながらも目を引く華やかさを持っているのがプリムラの特徴の一つです。

色数が豊富で暖色系の赤やオレンジ、ピンクから寒色系の青、紫などさまざまな色が楽しめます。なかにはツートンカラーになったものや、グラデーションのかかったものなどもありとても色彩豊かです。プリムラを1株植えただけでも花壇が華やぎます。

種類が豊富

プリムラ

ジュリアン、ポリアンサの他に花茎の長いオブコニカや小花を多く付けるマラコイデス、花茎が長く可憐な花を付けるシネンシスなどがあります。個人的には八重咲きのジュリアンがおすすめですが、どの花も花びらの色がとても美しいのが特徴的です。

長く楽しめる

プリムラの魅力は何と言っても花の咲く時期が長く楽しめるということです。秋ごろに出回る花付き苗を植えるとそこから翌年の初夏頃まで次々と花を咲かせてくれます。もちろん追肥をすることが大切ですが、冬の寒い時期でも花を咲かせてくれるので、花壇が寂しくなるこれからの季節に持って来いでもあります。

プリムラを植えてみよう!

種から育てるなら

種から育てるときは初夏から夏にかけて種まきをします。水を多く含む土やバーミキュライトが最適です。種を蒔いたら、上から土を被せる必要はありません。日光に当たるようにして芽が出るのを待ちます。芽がでたら鉢に植え替え、涼しい場所に移動させて育てます。

プリムラは暑さに弱いので風通しの良い涼しい半日陰を好みます。日光も多少は必要なので良い場所を選んであげてください。秋になったら日なたに移して、そこからは夏まで日当たりの良い場所で育てます。

秋から楽しみたいなら断然花付き苗

秋になると花付きの苗が出回りますからこれを購入するのが一番楽に育てられます。苗は日当たりの良い場所に植えましょう。プリムラは多年草になりますが(中には1年草のものもあります。)庭に植える場合は夏を越せない可能性がありますから一年草と考えて育てると良いかもしれません。

植え付け時期

苗の植え付け時期は夏から秋へと移り変わる9月ごろに行います。1月ごろまでは植え付けが可能なので植え足したい場合などはそのころまでを目安に植え付けを行ってください。

植え方

元肥を与えると花の付きが良くなりますので、元肥を水はけの良い土に混ぜ込んで植え付けます。ポットから取り出して穴を掘った土の中に入れて埋めてあげます。土をかけたら軽く押して土に馴染ませて、たっぷりと水を与えましょう。

育て方

花を次々と咲かすには追肥が欠かせません。追肥は緩行肥料と植え付けた秋に与えると共に花が咲き始めたら液肥を1ヶ月に2~3回与えます。
厚さに弱いので夏を超すことができないこともしばしばです。夏を超すためには株を多きく育てる必要があります。鉢植えであれば日陰に移し替えてあげると秋からまた花を咲かせます。秋になったらまた日なたに戻してあげてください。

花を次々と咲かせると枯れた花びらが原因で病気にかかってしまうこともあります。こまめに花がらは摘んで株が汚れないようにしておきましょう。

さいごに

育てやすさもプリムラのいいところであったりもします。初めて植物を育てる人でもプリムラはかなりしっかりと咲いてくれて、そこまでの手入れをしていなくても長く花を楽しむことができるのでおすすめですよ!ぜひプリムラを育ててみてください。


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