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咬合異常である受け口

受け口で悩んでいる人がこの世にどれだけいるか分かりませんし、それを個性と捉えて前向きに生きておられる方もいるでしょうから、どれだけの方の参考になるかは分かりませんが、受け口の治療についての話に触れてみたいと思います。

私自身は切実な悩みだったので30歳前後の頃に治療をしました。

そもそも受け口とは下の歯が上の歯よりも前に出ることによって、上の歯と下の歯が噛み合わずに噛み合わせが悪い状態のことを言います。

歯が合わさるのは奥歯の数本になるので、物をかじることが困難で噛み砕くのにもやや時間が掛かる、特殊な噛み方をしなければいけないなど、日常的に食べる事や咀嚼に関して支障が伴うのです。

それにとにかく見た目が気になるんですね。思春期であればなおさらです。

やはり人と違う状態であるのが自分自身でも受け入れられなかったり、受け口の見た目の悪さに自信を無くしたり、伸び伸びと生きられなかったりする現状は多かれ少なかれあると思います。

コンプレックスになって、そのことをからかわれると余計に卑屈になって負のスパイラルに落ち込んでしまったりもしますよね。

小さい頃からの悩みだった

私自身も小さな頃からずっと受け口が悩みでした。子供時代はからかわれることもしょっちゅうですし、考え込む性格だったので余計に根暗だと思われて悪循環の日々でした。

どうにかして治せないものかといつも考えていました。

治療できることを知る

矯正をして顎を切って、受け口を治すことが出来る。ということを知ったのは大人になってからです。

今のようにインターネットも無い時代だったので人伝いに情報を聞いて、詳しい内容を大学病院に直接話を聞きに行った覚えがあります。

ただ、歯科矯正には高い費用がかかります。それで半ば諦めていたのですが、聞きに行った大学病院で保険適用で治療ができるということを知りました。

おそらく顎が出ているということや歯並びが悪いということだけではなく、受け口で噛み合わせの問題として生活に弊害が出ているとされる症状が歯科矯正の保険適用内で治療できる理由なんですね。

私はそれに該当していたので保険適用で治療、手術が可能になりました。

治療手順と治療費

治療を始めるにはまず先にやることがあり、そこから長めのスパンでゆっくり治療が進んでいくので期間が掛かります。歯科矯正には根気が必要です。

そして気になるのは治療費ですね。保健が適用されるとはいえ、一体いくらくらい掛かるのかが分からないと治療には二の足を踏んでしまいます。

治療を受ける前にまずすること

歯医者

まずかかりつけの歯科に紹介状を書いてもらいます。矯正を行って外科手術も必要になります。そういう病院はたいてい大きな総合病院や大学病院です。大学病院にそのまま行ってもまず治療は受けられません。

かかりつけの歯科医師さんに相談をして紹介状を書いてもらいましょう。そのとき紹介料が必要になります。3~5千円くらいが目安だと思いますが、そこそこの病院で違いますので受付の方に聞いてみてください。

月々に掛かった費用

私の場合は月に1回のペースで通っていました。これはすべての人がそうだとは限りませんが、歯科矯正では歯を動かす時間が要りますのでそんなに頻繁に通うことはないかとは思います。

1回の費用は1万5千円ほどでした。レントゲンを撮ったり型を取ったりすればその分加算されて2万円なんてときもありました。

やることによってや病院によっても変わってはくるので費用はこの値段!と一概には言えませんが目安としては大体そのくらいだと思います。

治療1 歯を動かす

では治療で何をやったかを順を追って説明していきたいと思います。

まず初めて病院に行ったときはどうやって治療を進めて行くのかを相談しました。

歯科矯正の先生と外科の先生は別なので、始めは歯科矯正の先生との関わりが多いですが、矯正が進むにつれて外科の先生ともコンタクトをとっていきます。

治療の方針が決まったら始めのうちはとにかく検査をやりまくります。レントゲンも沢山取りました。歯型を取るのも上下の歯、前歯だけ、などいろいろな種類の型を取ったと思います。

それが済むといよいよ治療開始です。歯に特殊な接着剤でブラケットと呼ばれるワイヤーを通す金具やワイヤーを留めておく金具などを取り付け、ワイヤーを通したらブラケット同士を特殊なゴムで引っ張って歯を動かしていきます。

そうやって歯を動かしながら機会を見て矯正終了後に必要のない親知らずや乳歯を抜いたりして、手術に向けて歯並びを整えていきました。

治療中の痛み

歯を動かし始めたときはとても痛いです。これは覚悟が必要になります。

ご飯は硬いものは食べられません。うどんとか豆腐とかそんなに噛まずに食べられて飲み込めるものじゃないと歯に物があたると痛いです。

ただこの痛みも1週間くらいすれば薄っすらと引いていき、じきに慣れてくるのでそれまでの我慢です。

ずっと食べられないわけではないので安心してください。

治療2 手術

矯正が終了するといよいよ手術です。ちなみに、手術前の噛み合わせは手術後を想定して行われるのでなんだか変な噛み合わせになります。

違和感ありありです。これも手術を受けるまでの心棒なので根気よくいきましょう。

手術自体は全身麻酔で行われるので何も感じません。

行われる手術は、上顎や下顎の骨を前後で切り離したら骨の一部を切り取って繋ぎ合わせ短くしてその繋ぎ目をプレートを入れてボルトで固定するという内容です。

切る骨はその人の骨の状態にもよるのでしょうが、私の場合は2mmとか3mmとかいう単位でした。そんなにガッツリとは切れないようです。

もっと引っ込めて欲しかったのですが、限界があるのでしょうね。

余談ですが、私の場合上下とも切るという話だったのですがビビってしまって(あとで神経の痺れが残ったりしたらどうしようという不安です)下だけでいいと言ってしまいました。

神経の麻痺はそのうち治るので上下を切ると言われた方はしっかり上下切ってもらった方が見た目がきれいになると思います。

掛かった期間

約2年強ぐらいは費やしたと思います。

始めに計画を立てるときに期間も告げられます。正直えーー!!そんな長いの??と驚きました。サクサクとは歯は動かないようです。

私の場合、生えていない歯があったり、乳歯がそのまま存在したりで動かしたり整えたりが大変だったので長い期間が必要だったようですが、歯を動かすのにどうしても時間がかかるので最低でも1年くらいは掛かるんじゃないでしょうか。

入院期間

入院は2週間ほど。手術が終わった直後は上下の歯をがっちりとワイヤーで固定して顎が動かせないようにしてあるので、鼻に差し込まれたチューブを使って直接胃に流動食を流し込むというなんともエキセントリックな食事を数日続けましたね。

徐々にワイヤーを外していき、次はストローで奥歯から飲む、そしてようやくワイヤーを外して固形物が食べられるようになる、といった流れで食事をとっていきます。

食べられないことがこんなに苦痛だとは!!とかなりのショックを受けました。食べることが大好きだからでしょうか。皆さんそんなことないのかな。

私はよく追加でコーンポタージュ飲んでました。体は元気なので病院食だけだと物足りないんですよね。

入院中、初めの頃は痛み止めの点滴をしているので点滴バッグと一緒にトイレに行ったりとやたらと不便だったりします。仕方ないですが乗り越えてくださいね。

それから、骨を切るのでそれなりに痛いです。痛み止めが効いている間は大丈夫ですが、切れてくると痛いし患部も腫れます。仕方がないです。

退院する頃には徐々に治ってくるので痛みに対しては少し我慢が必要だったりもします。

希望者には術後の痺れを軽減させる注射を受けることもできました。

刺す部位が特殊で慣れるまでは恐ろしいですが(長い針で下顎の裏から内部に向かって注射します)やはりこれをやっていたおかげかその後痺れが治るのが早かったように思います。

そんな注射があるのなら上下とも切ってもらうんだったのにな~と今になっては思います。せっかくやるのならば徹底的にやるべきです。

手術費

手術費は大雑把な性格なので細かくは覚えていませんが80万とかだったと記憶しています。ただ、保険適用なので高額医療費制度を利用して8~9万円ほどの支払いだったように記憶しています。

さいごに

受け口で悩んでいる方・自信が持てない方・物が食べづらいという方はぜひ治療しよう!という第一歩を、勇気を持って踏み出して欲しいです。

私自身は治療を受けて自分の悩みが減った分、明るく前向きな気持ちになれました。

長期の治療にはなりますが、気長に捉え、にっこり微笑む未来を得るために歯科矯正治療を受けてみてくださいね。

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