冬の庭を彩るパンジー・ビオラ
寒さに強い!
パンジーやビオラは寒さに強いので寒い時期にでもきれいな花を咲かせ、彩りを添えてくれる冬にはなくてはならない植物です。
原産地・品種について
・パンジー
パンジーはヨーロッパで自生していた野草のスミレを品種改良して園芸用作られた品種です。色合いも赤・ピンク・オレンジ・黄色・青・紫・黒・白とさまざまな色の品種があり、2色になったものやグラデーションの入ったものなど本当に彩り豊かで何色の花を植えようかと迷ってしまうほどです。
・ビオラ
ビオラはパンジーの小型種で植え方や育て方もほぼ同じです。花の大きさがパンジーは5cm以上、それよりも小さいものがビオラと呼ばれています。ビオラは"小さい"という意味があり、パンジーよりも小さいという意味なんですね。ちなみにパンジーは物思いという意味なんだとか。花の形が、物思いにふける人の顔に似ているということから付いたようです。
彩り鮮やか
・パンジー
パンジーの品種にはデルタプレミアムシリーズやよく咲くスミレシリーズ、プロントシリーズなどが有名です。その他たくさんの品種があり、色があります。
詳しくはサンガーデンさんのHPにたくさん載せてあります。
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SUN GARDEN(サンガーデン)パンジー品種カタログ
・ビオラ
ビオラは極小輪ビオラフルーレットやペニ-シリ-ズ、ソルベシリ-ズなどが有名です。
こちらもサンガーデンさんのHPにたくさん載せてあります。
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SUN GARDEN(サンガーデン)ビオラ品種カタログ
パンジー・ビオラを植えてみよう!
植え付け時期
秋の終わりごろから初冬にかけてが植え付けに最適な時期です。余り暑いころに植え付けてしまうと苗が蒸れてしまい枯れることもあります。寒くなり出した10月の終わりごろから12月までがベストでしょう。
植え方
水はけの良い土に元肥は緩効性肥料を使い混ぜ込んで植え付けます。大きく育つので10~20cmほど間隔を開けて植えると良いでしょう。ポットから出したときに根が回っていたら少しほぐして植えてあげると根の付きが良くなります。ほぐすときは根を痛めないように気を付けてください。植え付ける場所は日当たりの良い場所がベストです。
育て方
植え付けた後はたっぷりと水を与えますが、地植えした場合はあとは水やりは不要です。自然に任せても花を咲かせてくれるので手入れが楽です。プランターや鉢に植えている場合は土が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。下から水が流れ出るくらいしっかりと水やりをしてください。ただし、湿気には弱いので与えすぎに注意します。
冬の水やりは夕方に行うとその後水のしみ込んだ土が凍ってしまう恐れがあるので、朝、日が昇ってから行うといいでしょう。花が咲いてきたら固形肥料を与えてください。ビオラはパンジーよりもより多くの花を咲かせるので養分が多く必要になります。月に3回ほど液体肥料を与えると花付きが良くなります。
花がら摘み
花が終わったものは花がら摘みをしてあげると長く花を楽しむことができます。パンジー・ビオラとも開花時期がとても長いので手をかけてあげると株も大きく育ちたくさんの花を付けてくれるので、花が咲き始めたらこまめにお手入れしてあげるといいですね。