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モンテッソーリの教育には色々な教具が使われ、子供たちはお仕事としてそれらの教具を使いながら学習をしていきます。
教具を使うことで、子供たちは楽しみながら力を付けていくのでとても有効な方法だと思います。
秩序や数に興味を持つ期間に用いられるのが「幾何立体階段さし」で、5種、5色で徐々に高くなる円錐が5個ずつ用意された教具です。
色が鮮やかなのがモンテッソーリの特徴でもあります。
子供は多くの情報を吸収してそれらの情報を大まかに分類しながら認識し理解していきます。
こうして情報を分類しながらそれぞれの引き出しに集めていくことを秩序と呼び、たくさんの秩序付けができることで多くの事柄を整理して考えられるようになっていきます。
物を見なくてもその物のことを想像することができ、言葉に変換することが可能になってくると物の数や量を数字に変換することへ興味を示すようになってきます。
これが数に対する敏感期で、1は1であり10は10であるという数字の合理的な部分がやがて言語と合わさることで論理的な思考を持つことができるようになっていきます。
モンテッソーリ教育は子供の発達の段階やそれに伴う感覚の成長をよく理解しながら、より良い教具を扱う機会を与えることでこれからの成長と物事への取り組み方、自発的な子供への成長、子供が自分でできるというやる気を育てることができます。
しかしこれらを強制的に行ってしまっては子供の成長を妨げてしまいかねません。
大事なのは子供の自主性に任せ、自由に学べる環境を整えてあげることが大人にできる子供の成長の後押しでもあります。
モンテッソーリで教具などを使い学習を行うことをお仕事と呼びます。
差し込む方の台に形がくり抜いてあるので小さな頃はこの中に差し込めればそれで十分に形の学習になります。
台の外で色ごとに集めてみたり、高さの低いものから順に並べたりして色の違いや円錐の高さの違いを学ぶことができます。
5個ずつに分かれているので数の学習にもなります。
100並べセット
モンテッソーリ 100並べセット Montessori Hundred Board 知育玩具 |
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円柱さし
モンテッソーリ 円柱さし ♪小♪ Montessori シリンダー・ブロック 知育玩具 |
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三項式
モンテッソーリ 三項式 Trinomial Cube Montessori 知育玩具 |
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モンテッソーリの教具は本物を与えるという教育法であるように、木製の教具が多く揃っています。
手に持って作業をする教具ですから、木の肌を触って重さを実感して、自然の温もりを感じながらできるのもいいですね。
こういう教具は積極的に子供に与えてあげたいなと思います。