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春になると花屋さんに出回るのがチューリップです。
切り花のチューリップは部屋に飾っただけで色鮮やかで華やぎます。
できるだけ長く楽しむために、切り花のチューリップを買うときに気を付けたい注意点や長持ちさせるひと手間をご紹介します。
チューリップの切り花を選ぶ際はつぼみのものを選ぶようにしましょう。
すでに開いてしまっているチューリップは直ぐに花びらが落ちてしまって長く楽しむことができません。
チューリップはすぐに花びらが開いてしまうので、その日に使うブーケや会場に飾るアレンジメントでない限りは、ある程度つぼみの状態のものを買ってください。
水切りといって水の中に茎を付けた状態で茎を斜めにハサミでカットしてください。
こうすることで古く詰まってしまった茎の切り口を新しくして水が揚がりやすい状態にすることができます。
生ける際には葉の数をなるべく少なくして、水に浸かってしまう葉は極力取り除いておきましょう。
不要な葉は取り除いておいた方が腐りづらく水も汚れないので長持ちしますよ。
チューリップはチューリップ単体で生けてると、とても美しく葉もシャープでスッキリとした印象になります。
一方で、さまざまな花と一緒に生けるのもおすすめです。
ガーベラは花のサイズが大きく色が鮮やかで花もちもいいので長く飾って楽しむことができます。
チューリップと同じ時期に出回るフリージアは香りもよく、艶やかな質感がチューリップとよく合います。
肉厚でユニークな花姿が特徴のデンファレはチューリップと組み合わせてもよくとても上品です。
チューリップは独特の花姿をしているので、個性的ではありますがどんな花とも比較的によく合います。
同色の花を合わせてあげることで一つのテーマができてセンス良く生けることができます。
黄色いチューリップであれば黄色いデイシーやスイトピー、紫色であれば紫色のアゲラタムやトルコキキョウ、ピンク色であればピンク色のスターチスやラナンキュラスなどがよく合います。
チューリップは私も本当に大好きな花です。いろんな種類の花びらの形があって、色合いも豊富なので選ぶのときにわくわくします。
春にはぜひ季節の花「チューリップ」を飾ってみてくださいね!