目次
日本ではクリスマスは本来の意味とは関係なく、子供と一緒に過ごすイベントとしての色が強いですよね。
それだけ日本ではイベント化しているクリスマスですが、子供が物心がつき始めて過ごすクリスマスには、絵本の世界を通してたくさんの夢やファンタジーをプラスしてあげると想像力が育まれて良いのではないかと思います。
それではクリスマスの絵本をご紹介していきます。
メルヘンチックなものからアニメのようなもの、ためになるお話や子供の道徳教育になるようなお話などクリスマスのお話にはさまざまな種類のものがあります。
お母さんの好み寄りになっても構わないと思います。いろいろと読み聞かせてあげてください。
サンタさんのてがみ
作者:ジョセフィン コリンズ (著), ゲイル イェリル (イラスト), Josephine Collins (原著)
出版社:ひさかたチャイルド
¥ 2,016 ~
我が子が大好きなおすすめのクリスマスの絵本です。
仕掛け絵本になっていて手紙が実際に絵本から取り出せたり、見開きページをさらに開くことができたり、飛び出す仕掛けがあったりします。
クリスマスにサンタクロースに手紙が届くお話でほっこりとするのですが、やはりたくさんの仕掛けが楽しいようで何度も何度も読んで欲しいと言われる絵本です。
クリスマスのまえのよる (主婦の友はじめてブック おはなしシリーズ)
作者:クレメント・C・ムーア (著), ロジャー・デュボアザン (イラスト), こみやゆう (翻訳)
出版社:主婦の友社
¥ 1,320 ~
クリスマスの前日、クリスマスイブの様子を描いたお話ですが、サンタクロースのイメージを作ったと言われるクレメント・C・ムーアの詩を元に作られている絵本です。
派手さはありませんが静かに時が流れるような温かみのある作品です。
原色をくすませたような独特の色合いの絵にも魅力を感じます。芸術性の高い絵本として評価も高いです。
とびだす!クリスマスのまえのよる
作者:クレメント・C. ムーア (著), ガイア ボルディッキャ (イラスト), Clement C. Moore (原著)
出版社:大日本絵画
¥ 1,870 ~
こちらの絵本もクレメント・C. ムーアの詩を元に作られた絵本で、飛び出す仕掛けがそこかしこにある楽しい絵本です。
かわいらしいイラストで見やすい絵本になっています。
サンタクロースとあったよる
作者:ホリー ホビー (イラスト), Holly Hobbie (原著), Clement Clark Moore (原著), 二宮 由紀子 (翻訳)
出版社:BL出版
¥ 1,760 ~
この絵本は美術品のように大切にしたくなる絵本です。
優しいタッチのきれいな絵がクレメント・C. ムーアの詩と合わさり非常に美しい作品として仕上がっています。
クリスマスと言えばこれ!というサンタクロースのお話は一度は読み聞かせしてあげたい一冊ですね。
「サンタクロースはいないらしい」という噂を聞いたサンタクロースたちが、すねてしまってバカンスに行ってしまうというお話がユーモラスで豊かな想像力を育んでくれように感じます。
起承転結もしっかりしているので楽しく読めて学べる絵本です。
双子の姉妹のクリスマスのお話なのですが、いたずら好きな妹を心配しながらもプレゼントが貰えたことに微かな疑問を抱くお姉ちゃんの気持ちになんとなく共感するような、バツの悪いような、そんな、大人が読んでもその心の揺れ動きに人間味を感じることができる、ちょっと考えさせられるお話の絵本です。
道徳感を考えるのにもとてもいいお話だと思います。
サンタさんが100人出てきます。それぞれに役割分担をしてクリスマスに向けて作業をしていきますが…。
とにかくイラストが可愛らしく個性的でおすすめです。
表紙の裏側には100人のサンタクロースが紹介されていて、絵本の世界観を堪能しつつ絵を見ながら新たな発見を子供と一緒に楽しめる絵本になっています。
仕掛けのある赤ちゃん用の絵本です。指で動かすことでサンタクロースが体操をしているように見えます。
0歳や1歳ごろのお子さんにはこうした簡単な仕掛けで動きのある絵本がおすすめです。
我が家でもこのシリーズの絵本は子供が大好きで4歳になった今でも自分で仕掛けを動かして遊んでいます。
ノンタンシリーズにもクリスマスのお話があります。
シリーズもののこうしたイベントのお話はいろいろあるので、揃えると日本の四季を子供に伝えるのにとてもいいですよね。
私自身も子供の頃に読んでもらったことを思い出し懐かしいようなそんな気持ちになる絵本です。
親子代々読み継いでいくノンタンシリーズは優しくてかわいらしくて本当にいいですね。
子供にとってクリスマスというものは初めて体験するファンタジーと言ってもいいのではないでしょうか。
楽しく家族と夜ご飯を食べた後、寝ている間にサンタクロースが枕元にプレゼントを置いていってくれる。
そんな子供の想像力は絵本によってより大きく強く育てることができると思います。
その想像力はやがて自分の夢を追いかける力や人を思いやる力になることでしょう。
ぜひクリスマスの日が近づいてきたら、クリスマスの絵本を読み聞かせしてあげてください!
《関連の記事》