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仕掛けが楽しい絵本

仕掛け絵本は子供が喜んで絵本を開いてくれる魔法のような絵本です。

筆者が読み聞かせをする中で子供が喜んだ絵本を仕掛け絵本1に続いてご紹介していきます。

ねことさかなでねこざかな

ねことさかなでねこざかな

作者:わたなべ ゆういち (著)
出版社:フレーベル館
¥ 1,480 ~

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さかなの中にねこが入るという奇想天外なお話ですが歌をうたう場面があったり、さまざまな出来事をコミカルに楽しく読むことができます。

仕掛けは絵本の中に1~2ページほどしかありませんがその仕掛けを見たくて子供は何度もこの絵本を読んで欲しいと繰り返し読み聞かせをしています。

親しみやすいタッチの絵で鮮やかな色合いの表紙に子供たちも惹き付けられるようです。

ねこざかなはシリーズもので、他にも「ねこざかなのはなび」や「にげろ!ねこざかな」などのたくさんの種類があり、それぞれに違った仕掛けがしてあって面白いです。

おなじそらのしたで

おなじそらのしたで

作者:ブリッタ テッケントラップ (著), 木坂 涼 (翻訳)
出版社:ひさかたチャイルド
¥ 1,650 ~

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厚紙の表紙にくり抜かれた雲の形が特徴的な絵本はくり抜きの仕掛けが随所にしてあります。

その中に現れる文字が次のページと繋がっており、不思議な感覚になります。上手く作られている絵本です。

内容も奥深く、同じ空の下で生きる生命はみな尊いものだということを教えてくれます。

ほの暗くゆったりと優しいタッチの絵で、読んでいる親の方も癒される一冊です。

はっけんずかん たべもの

はっけんずかん たべもの

作者:さこ ももみ (イラスト)
出版社:学研プラス
¥ 2,178 ~

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図鑑というくらいですから、サイズも大きめでずっしりとしていて内容も盛りだくさんです。

ページごとにめくれる仕掛けがたくさんついていてそれが楽しいようで子供は何度も読み返して見ています。

学研から出版されているだけに学習要素もあり楽しく学べる図鑑になっているのが親としても嬉しいところです。

3~6歳が対象年齢になっていて小学校に入るまでにさまざまなことを知るには持って来いの絵本です。

手書きの絵が中心ですが、写真が使われているページもあります。

はっけんずかんはシリーズ本なので「たべもの」以外にも「のりもの」「しょくぶつ」「どうぶつ」などの他の種類の図鑑もあります。

のぞいてごらん

のぞいてごらん

作者:accototo (著)
出版社:イースト・プレス
¥ 1,320 ~

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丸く切り抜かれたところからのぞく男の子の顔。

のぞいた先に見える景色がページをめくるごとに広がっていきます。

動物や乗り物など興味をそそられるものが穴の中から見え、子供も楽しいようで何度も何度も読み返しました。

単純な作りではありますが分かりやすく色鮮やかな絵で、長く楽しめる一冊です。

サンタさんのてがみ

サンタさんのてがみ

作者:ジョセフィン コリンズ (著), ゲイル イェリル (イラスト), Josephine Collins (原著)
出版社:ひさかたチャイルド
¥ 1,980 ~

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サンタさんに届いた手紙を実際に絵本の中に貼り付けてある封筒の中から取り出して読める楽しい仕掛け絵本です。

全ページに渡ってさまざまな仕掛けが施してあります。

特に最後のページの飛び出す仕掛けは子供が大好きで夏でも構わずに何度も何度も開いて遊んでいます。

実際に封筒の中から絵本のお話と同じ手紙を取り出して読めるということにもとても興味を示しています。

まどからおくりもの

まどからおくりもの

作者:五味太郎 (著)
出版社:偕成社
¥ 1,100 ~

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五味太郎さんの絵本は基本的に大好きな筆者です。絵のタッチがなんともいえず懐かしい気持ちになります。

こちらの絵本は窓からサンタクロースがプレゼントを次々と贈りますが、窓から見えるものと実際のお部屋の様子は何だか違うようです。

五味太郎さんならではのユーモアあふれる仕掛け絵本になっています。

このからくりが分かるようになるまでには子供の成長を待たなければいけませんが、いつか子供と一緒に仕掛けの謎について話すことができたらより楽しいだろうなと思います。

「まどからのおくりものは」五味太郎・しかけ絵本3ということで1と2はそれぞれ「きいろいのは ちょうちょ」と「とうさんまいご」という絵本があります。どれも楽しい仕掛けがあっておすすめです。

HUR GICK DET SEN? それからどうなるの?

HUR GICK DET SEN? それからどうなるの?

作者:トーベ・ヤンソン (著), Tove Jansson (原著), 渡部 翠 (翻訳)
出版社:講談社
¥ 1,760 ~

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講談社の翻訳絵本―トーベ・ヤンソンのムーミン絵本。

ムーミンが「それからどうなるの?」という問いかけと共にミイを探してあちらこちらに旅をして回るお話です。

表紙のくり抜きから楽しめる絵本になっています。

全ページに何かしらの切り抜きが施してあり、次のページの絵と重なることで奥行き感のある絵が楽しめます。

ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンによる絵本で色の使い方やページに穴をあけて次のページへと進んでいく手法など遊び心が満載の絵本です。(英語版の絵本にはあらかじめ穴が開けてあるようです)

めくってみつけてうみのなか

めくってみつけてうみのなか(めくりしかけえほん)

作者:ステファニー・ファイザー コールマン (イラスト), Libby Walden (原著)
出版社:大日本絵画
¥ 1,650 ~

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色彩豊かに美しく描かれた海の生物たちを見開きの折り込まれた左右のページの3段に分かれた部分をめくりながら海の中で描かれた生物をみつけることができます。

それぞれその生物に関する情報が載っているので読み聞かせながら海の事にだんだんと詳しくなっていきます。

とてもきれいな絵なので見ているだけでも楽しい気持ちになります。

さいごに…

我が子は仕掛け絵本が大好きです。自分自身も子供の頃ワクワクしながら仕掛けのある絵本を開いて楽しんだものです。

あの頃の気持ちを思い起こしながら母となり読み聞かせる仕掛け絵本は特別な存在でもあります。

いつか子供の思いでとなる絵本をたくさん読み聞かせしてあげてくださいね。


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