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絵や装丁が美しかったり工夫がなされていたりして楽しめる絵本はたくさんありますが、そのなかでも仕掛けがあって子供の心をわしづかみするような楽しい絵本は読み聞かせをする間に子供を飽きさせず、絵本の世界に興味を引いてくれるので絵本にあまり興味を示してくれない年齢の頃にもおすすめの絵本です。
もちろん、だんだんと絵本に興味が湧いてくる年齢で読み聞かせをしてあげれば何度も「読んで!」と絵本の読み聞かせの時間を楽しみにしてくれますよ。
仕掛け絵本の王道といえばやっぱりこの絵本です。はらぺこなあおむしがいろいろなものを食べて大きくなっていきます。カラフルな色使いと仕掛けが楽しい一冊です。
野菜たちをコミカルに描き言葉のリズムも楽しい絵本です。
仕掛けが大きいので開いたときの驚きに子供も喜んでくれます。
子供は野菜がなかなか食べられなかったり好き嫌いをしてしまうので、この絵本を見て野菜を身近に感じることができれば野菜のイメージも変わってきてくれることと思います。
ページ数はとても少なく、動きもとても単純ですが子供が大好きな一冊です。動物たちを指を使って動かすことができます。
自分で動かすという行為がとても楽しいのでしょう。小さなころからの読み聞かせにぴったりです。
ワイルド (しかけえほん)
作者:Kathy Wollard (原著), Dan Kainen (原著), キャシー ウォラード (著), ダン ケイネン (著), & 1 その他
出版社:大日本絵画
¥ 3,456 ~
絵本を開くことで絵が動く仕掛け絵本です。写真を使ってあるのでリアル感が凄く、動きもスムーズに見えるのでまるでそこで動物が生きているかのように見えます。
子供の動物に対する好奇心を刺激してくれるのではないでしょうか。
筆者はこの絵本しか読んだことはないですが、色々なシリーズがあるようです。
こちらの絵本もエリック=カールの一冊です。最後に音が出る仕掛けがあります。
可愛らしいあひるたちと、10までの数字を学ぶこともでき、色調も鮮やかで楽しく学べる絵本です。
歯磨きを楽しく学ぶことのできる絵本です。ページを開くごとにさまざまなキャラクターが歯磨きをします。
上手に歯磨きできるでしょうか。子供と読みながら歯磨きの仕方を話すのにも良い一冊です。
トイレトレーニングにはこの一冊です。大きな仕掛けでトイレの仕方が学べます。
どうしてトイレに行くのかが分かるようになれば子供は進んでトイレに行ってくれるようになるので、絵本を読みながら理解を深めると良いでしょう。
シンプルな絵が良いのか、この本は子供が大好きで何度も読んでとお願いされました。
ムーミンの ボートで おでかけ: めくって さがす えほん
作者:トーベ ヤンソン (著), ラルス ヤンソン (著), Tove Jansson (原著), 当麻 ゆか (翻訳)
出版社:徳間書店
¥ 1,404 ~
ムーミンのめくってさがすえほんシリーズには他にも色々とありますが、明るい色調でユーモラスなのがこの「ムーミンのボートでおでかけ」です。
ムーミン一家がボートでお出かけするまでのストーリーのなかに次々とめくる仕掛けが現れます。
楽しく読み進めることができるのもいいですが、ムーミンのほのぼのとした絵が日頃の忙しい子育ての癒しにもなって、読み手にも優しい一冊です。
かぜがビューンと吹くと?いったい何が起きるのでしょうか。
仕掛けを開くとアッと驚く展開になることもあります。子供はそんな意表を突くお話が大好きだったりもします。
ビューンという言葉をユーモラスに読んであげるととても喜んでくれます。
開くとさまざまなキャラクターが現れる、お面がそのまま本になった仕掛け絵本です。
開くと穴が2カ所開いているようになるのでそこから覗くことができます。顔に当てて本当のお面のようにして遊んでみましょう。子供もキャッキャととても喜んでくれます。
仕掛け絵本は子供が笑顔になる魔法のようなものです。絵本が大好きになればたくさんの知識を吸収できます。ぜひお子さんに読んであげてください。
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