子供への絵本の読み聞かせは目が見えない0歳のころからでも始めると良いと言われています。赤ちゃんは生まれる前からお母さんのお腹の中で周りの声を聞きながら成長していきます。”ことば”に関する学習はお腹の中にいるときから始まっているのです。そんな我が子に産まれて来てから読んであげたい絵本を15冊紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
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0歳のころは当然目も見えませんし、言葉を理解しているわけでもありませんがきれいな絵や色を見ることが赤ちゃんへの刺激となります。長いお話を読み聞かせるのもいいですが、リズムのある言葉の繰り返しが多く出てくる絵本がおすすめです。
手のひらサイズで持ち運びにも便利なミニサイズの絵本です。いきもの、のりもの、しぜん、せいかつの4冊がセットになっていて物の名前と絵とが2ページに分けて書かれています。
日本初の本格的な赤ちゃん用の絵本として長く愛されているいないいないばあは、親しみやすい絵に合わせて動物たちがいないいないばあをしてくれます。
汽車がいろいろなものを乗せてがたんごとん、がたんごとんと走ります。「のせてくださーい」という言葉や「がたん ごとん がたん ごとん」という繰り返しの言葉が何度も出てきて、言葉のリズムが楽しい絵本です。
食べ物とおもちゃの絵が書いてあるだけですが、文字がない分読み手が自由な発想で読んであげられる絵本です。鮮やかな絵が魅力的な絵本で、舐めても平気です。
1歳になるとさまざまなものに興味を示すようになり、早い子だと2歳ごろにはしゃべれるようになりますから文字が多く載った絵本を読んであげると良いでしょう。2歳になれば言葉もある程度理解し始めるのでになるとあいさつや歯磨きなどの生活するうえで必要なことが絵本になったものもおすすめです。
子供目線のお話で社会やルールを学べる絵本です。ノンタンのわがままだけど優しいキャラクターが愛らしく絵もかわいいので、私の中では子供に読んであげたくなる絵本ナンバーワンです。ノンタンは昔からあったので長く愛されているキャラクターだと思います。0歳から楽しむのであれば、文字が少なくてサイズが大きな赤ちゃん版もあります。
色と物の名前が同時に学習できる絵本です。始めのうちは物の名前を読み上げながら色を言うということを繰り返して聞かせるだけでしたが、徐々に言葉を話すようになると「あか」や「きいろ」などと話すようになり、日が経つと物の色と名前を結び付けて分かるようになりました。
だるまさんシリーズは全部で3作品あります。どれもだるまさんがころんだのだるまさんがユーモラスに描かれています。簡単な言葉しか載っていませんが子供には好評です。親も楽しみながら読み聞かせできる1冊です。
おつきさまと雲おお話しです。夜の美しい色彩と大きなおつきさまが子供の心を掴みます。こんばんはのあいさつに合わせて子供もあいさつをするようになりました。ゆったりとした雰囲気で適度にお話が短いので読み聞かせしやすい絵本です。
3歳になると会話ができるようになってくるので、物語性の強い絵本がおすすめです。物語をたくさん聞くと、心が豊かになり感受性の豊かな子供に育ってくれることでしょう。数への興味も湧いてくるので数が出てくる絵本もおすすめです。
はらぺこのあおむしがいろいろなものを食べて成長していくお話しです。色がとてもきれいな絵本なのでもっと小さなころから見せてもいいとは思いますが、仕掛け絵本になっていて破いてしまわないか少し気がかりなので3歳からとしました。0歳から見せたいときにはボードブックを選ぶと良いでしょう。
手紙が送られてきたトチくんが地図を頼りにやって来た場所には100かいだてのいえがあり…絵本を読み進めながら数字の学習ができる絵本です。縦長の形や、ページをめくると階が上がっていくというユニークな作りの絵本になっています。
双子の野ネズミ、ぐりとぐらのお話です。程よいお話の量に動物たちの絵が愛らしい1冊です。ぐりとぐらはシリーズが多くあるので子供が気に入れば、いろいろと揃えてあげたいですね。
ねずみの家族の何気ない日常を切り取ったお話です。朝目覚めて1日をスタートさせるのは実はとても大切なことだと気付かせてくれる1冊です。優しいタッチの絵がほっこりとした気持ちにさせてくれます。
筆者が子供に読ませたい絵本や、読み聞かせをして特に子供が喜んでいる絵本です。自分自身が子供の頃に読んで楽しかった絵本はやはり子供にも読んで聞かせたいですね。
自分も小さい頃に何度となく聞いたお話です。「うんとこしょ、どっこいしょ」と繰り返される言葉のリズムが何とも楽しい1冊です。もとはロシアの民話なのだそうですよ。
子供がしょうぼうじどうしゃが好きなので読んであげたい1冊です。内容はかなり物語性の強い絵本になっています。古い絵本ですがジンとするいい作品です。
テレビで見るアンパンマンとは違い、優しいタッチで描かれた絵本です。内容もほっこりとするものになっていて、バイキンマンと戦うアンパンマンという雰囲気とはまた違った作品です。
親が働いている場合には親子で過ごす時間には限りがあるので、なるべく時間があるときには子供に集中してあげようと考えるのですが、何をしてあげたらいいのだろうと思うことも多々あります。そんなときに絵本の読み聞かせなら自分でも無理なく子供と関われそうだと気付き、多くの絵本を読み聞かせしてきました。
子供も絵本を読んでもらう時間は嬉しいようで、自分から絵本を選んで持ってきたりもします。もっともっと子供にたくさんの絵本を読み聞かせしてあげて、一緒に過ごす時間を大切にしていきたいです。