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フェルトなら自由自在

フェルト

フェルトは切り端のほつれを気にする必要もなく、伸縮性も多少はあるので自由自在に好きなものを作ることができます。また、適度な厚みがあり、張りもあるので綿を詰めて子供のおもちゃを作るのにも向いています。

フェルトとは?

簡単にフェルトの紹介です。

フェルトの起源は定かではありませんが紀元前の頃には使われていた痕跡があることから、古くから作られていたようです。フェルトとは羊毛などの動物の毛を絡めて作られた生地で、織りがないのが特徴です。

動物の毛はアルカリ性の水溶液を含むと毛の表面のキューティクルが開いて絡まりやすくなります。なので、フェルトを手作りするときには石鹸水を含ませて毛を揉んだり潰したりして作ります。

フェルトを使っておままごとセットを作る

今回はフェルトを使っておままごとに使えるさまざまなセットを紹介していきます。簡単な作り方もご紹介するのでぜひ作ってみてください。フェルトのおもちゃはすべて100均のフェルトを使用しました。

100均のフェルトは手芸店のものに比べて色によっては薄手のものもありますが、おもちゃを作る分にはなんの問題もなく作れました。いろいろな色がセットで4枚ほどで入っているのでお得ですし、さまざまなものが作れるのでおすすめです。

材料

・フェルト
・刺繍糸(こちらも100均のものが便利です)
・裁ちばさみ
・針
・手芸綿

※基本的な刺し方はブランケットステッチです。だいたいすべてをブランケットステッチで縫い合わせています。刺繍糸は2本取りで使いました。綿はある程度縫ってから詰めると飛び出さずに入れられます。

ハンバーガー

いろいろな具材を組み合わせて好きなハンバーガーが作れるセットを作ってみました。レタスが渾身の一作ですね。クシャクシャとさせるのに苦労しました。

・作り方
《バンズ》
バンズは作りたいサイズよりもやや大きめの円を描いて切り取り、縁にバンズの厚み分の切り込みを入れてから重ね合わせて縫いました。バンズの切り目(2つに分けたときの切り目です)には別の生地を丸く切り抜いて用意し、綿を詰めてから綴じました。バンズの上になる部分にはレザーデイジーステッチを刺しておき、ゴマがのっているようにしてあります。

《パテ》
パテは2枚の楕円形に切り抜いた生地に細い帯を縫い合わせて作りました。ブランケットステッチだと刺せないので、かがり縫いをしています。かなり細かい作業ですが、綿を詰めるとそれらしくなり苦労もひとしおです。

《トマト》
2枚に切り抜いた生地にあらかじめトマトの種の部分を縫い付けておきます。種の部分は緑色の糸でレザーデイジーステッチを刺して雰囲気を出しています。

《レタス》
レタスは不規則にジグザグと波線に切り取った丸い生地の中央からやや外側をつまんで葉脈のようにして縫い止めています。何カ所かつまんでやるとクシャクシャとしたようなレタスらしい感じになります。

《チーズ》
チーズは2枚の四角い生地の端を縫い合わせただけです。簡単です!

お弁当セット

お弁当セットは他にリンゴも作っていたのですが、子供が遊んだあと行方不明になってしまったので代わりにマヨネーズソースを詰めています。お弁当セットは子供が好きで、おにぎりも嬉しそうににぎにぎと言いながら遊んでくれています。お弁当のセットはまだまだ工夫次第でいろいろなものを作って詰められますね。

・作り方
《おにぎり》
三角に切り抜いた白い生地に黒の生地で海苔を帯状に縫い付けています。黒の糸で刺した方が海苔が海苔らしく見えていいのかなと思います。三角の生地の中央に赤いボタンを縫い付けてあげれば梅干し入りのおにぎりにもなります。

《ハム巻き》
丸く切り抜いたピンク色の生地を半分に切り分けたら、その上に四角く切り抜いた黄色い生地をこれまた半分に切り分けて重ね巻いて
作ります。中央に綿を詰めて、上から小さな四角い生地でふたをしてあげればマヨネーズの出来上がりです。

《卵焼き》
玉子焼きは楕円形に切った生地にチェーンステッチで渦巻を刺してから帯を縫い付けて作ります。

サンドイッチ

サンドイッチはハンバーガーの延長で、同じ具材を使いながら他にも遊べるものをと作ってみました。サイズもハンバーガーの具材が入るサイズを基準に作っています。

・作り方
《パン》
四角く切り抜いた生地に耳の生地を縫い付け綿を入れます。バンズよりは簡単です。

《ハム》
丸く切り抜いて生地の端に脂身として白い生地を細く切って縫い付けました。

《目玉焼き》
目玉焼きは片方の白身の生地に黄色い生地を作りたいサイズよりやや大きめの円に切り抜いて縁に切り込みを入れ、立体的になるように白身の生地に縫い付けてあります。綿を少し詰めると黄身の膨らみが表現できますよ。

おまけ

ハンバーガーと言えばポテト、ということでフライドポテトの作ってみました。生地の残りで作ったのであれこれがいびつな仕上がりですが子供はそんなこと気にしないので、本物のポテトみたいに楽しんでくれています。いろいろと作ってあげて一緒におままごとを楽しめるといいですね。

〇追記-2020.1
子供も4歳になり、最近ではごっこ遊びをしながらフェルトのおもちゃで遊んでいます。ハンバーガー屋さんやお弁当屋さんを楽しく演じているのをみると嬉しくなります。まだ赤ちゃんがお腹にいる頃にチクチク縫ってあげてくださいね!!

アロマポーチ


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